バレエ仲間が貸してくれた、パリオペラ座の『白鳥の湖』鑑了。演出や設定が面白く、踊りは意外にも激しくて体育会系、でもラストはストーリーがよくわかるドラマティックな感じになっていました。
バレエは相当筋力がいるのでそもそも体育会系ですけど、『白鳥』の2幕4幕などそれをあまり感じさせない儚さが印象に残ることが多いですが、これは違っていました。オデットも白鳥コールドも迫力でしたが、4羽の白鳥も、軽い足捌きではなくて足を床に打ちつけるような強さが印象的でした。(パリオペラ座バレエ学校のクラス動画で見たアレグロを思い出しました。)
あと、3幕でロットバルトの手下として登場した人たち、踊りが挑戦的なだけでなく衣装の色の奇抜さがすごかった!!白基調の広間がロットバルトの魔力に染まっていくのを視覚的にも表現しているのかなと思いました。
そして4幕ラスト、湖の中の出来事であることが本当によくわかる演出で、ラストがどのバージョンなのか、もしかして見たことないパターンなのかも知らずに見ていたので、はらはらしましたよ。。。
あと4幕序盤でコールドの白鳥たちがひらすら羽ばたきを続けるシーンが、いつまでも見ていたいくらい滑らかで綺麗でした〜。
踊りと演出が相まって、『白鳥』の物語そのものが、おとぎ話ではなくて激動の伝説といった感じに見えました。おもしろかったー。
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