お腹の崩れの原因はお腹だけにあらず

バレエをしていると必ずといっていいほど出てくる、お腹に対する注意。お腹出てる、お腹下がってる、お腹たるんでる、お腹伸びちゃだめ、などなど。

そう言われて直そうとするとき、お腹自体に力を入れるだけで解決することはあまりないのではないかと思います。力を入れれば入れるほど出てきたりとか。もしくは、力を入れて平らな状態になれはしても、他の部分、特に脚が思うように動かせなくなったりとか。あと私がよくなるのですが、便秘になったりとか^^;

この悲しい悪循環の原因は、お腹にぎゅーっと力をこめることが目的になってしまっていることだと思います。

腹筋力が必要なのは、脚をたくさん大きく動かしたり背中を反らせたりしてもコントロールを失わないようサポートすることであって、それ自体を収縮させることばかり気にしても何も改善しないはずなんです。

お腹の一部が変に出てしまう原因として多いのは、股関節周りの筋肉が硬かったりバランスが悪かったりで骨盤がゆがみ、お腹の形が崩れるパターンなのではないでしょうか。あと、腰の奥の筋肉も、硬かったり左右のバランスが悪かったりするとお腹の形が変わると思います。また、お腹を縮めようとするばかりで背中の筋肉が機能していなければ、猫背になってお腹がたるむことになります。

なので、お腹の注意をよくされるから頑張っているけどいろいろ悪化している感じがする人は、逆に身体の他のパーツに意識を向けるといいのではないかと思います。他のパーツを積極的に動かしていれば、あ!ここは腹筋のサポートがないとバランスとれないぞ、というのに反射的に気づく瞬間がくると思うんです。他のパーツとの連動がうまくいって初めて、腹筋の威力を感じるはず。

ほかの運動とバレエが大きく違うのは、脚をめいいっぱい伸ばすことと外旋させることですよね。お腹のことを最優先に考えるのではなくて、そういった特徴を徹底してマスターしようとするほうが、お腹の頑張り具合はどれくらいがちょうどいいのか見えてくるんじゃないでしょうか。

偉そう言ってるけど私も忘れがちだから気をつけよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です