エンディングノートを作ろう (1)

『終活』ということばが浸透して久しいですが、わたくしまだ43歳ですけど、エンディングノートを作ろうと思います。

といっても余命宣告を受けているとかそういうことはありません。ただ単に、もし自分に何かあったら猫たちは路頭に迷うし、あとの事務処理などをしてくれる誰かが何から手をつけていいかわからないと困るな、と思うからです。何年も前から作ろうと思いながら先延ばしにしていたのですが、こうやってブログに綴ることで実現を後押ししよっかなと。

自分の身に何か起こった場合のことを準備しておくことは、自分も周りも頭の整理ができて安心感も持てていいことづくしだと思うんですよね。それを実感したのは、癌だった母がすべての手配をしてからこの世をあとにしたときでした。

父は自営業でしたが、母の癌がわかったころには小さな脳梗塞の影響で少し認知症が出始めていたので、廃業して仕事関連のことは一切行わなくて大丈夫な状態にしようという話になっていました。遺されることになる私と妹が苦労しないようにです。

母の指示を受けて実際に事務手続きに奔走してくれたのは妹でした。当時は私自身も体調を大きく崩していてあまり頭が働かず、東京に住む妹が電話やメールで母とやりとりし、たまに帰ってきてくれてはことが進んでいきました。

廃業のこと、保険のこと、葬儀のことなどなど。母でないと判断の難しいことは全部、方向性を示してくれました。

葬儀のことに関しては、どんなふうにしてほしいか葬儀屋さんにも伝えておきたいと言って、病室に葬儀屋さんに来ていただいて、私と妹を入れて4人で大まかな打ち合わせをしました。本人が立ち会って打ち合わせをすることはまずないらしく、担当の方は驚かれていたようでした。

でもそのおかげで、私たちは母を実際に送ることになったとき、どうするのが母の望みに近いのか、ほぼ迷うことなく決断できて、初めて出す葬儀で大変ではあったけど、後悔することなく終えることができました。

 

私自身については、これを書いている今は葬儀のことまでまだイメージできていませんが、エンディングノートを作りながら徐々に大まかにでも希望を書き留めておきたいなと思っています。

相続や保険や、解約しないといけない諸々、猫たちのことを誰にどう頼んでもらうか、などは漏れなくきっちりまとめておかないと。一番心配なのは猫たちだから、もちろん全員を見送るまで健康でいられるよう気をつけますけどね^^

 

で、まず、大切な事柄を綴るのにちょうどよいノートを探して購入しようと思います。

普段行かない文房具屋さんに久しぶりに行ってみようかな。雑貨屋さんのほうがおしゃれなのがあるでしょうか。

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