私もたぶんHSP

少し前からネットでよく見かけるようになった、HSP(Highly Sensitive Person)という、ヒトの性質の特徴。これ、私もそうみたいです。チェックリストが載っているサイトいくつかで確認してみても、中等度のHSPだという結果になるし、自覚としても重度ではないと思うけどいろいろ疲れやすいのはこれだったんだなと、納得です。

分類名がついたからといって過ごしやすくなるわけではないのですが、昔なら「神経質」の一言でめんどくさがられることが多かった(よく母親に言われていました^^;)性質を、人口中一定数必ずいる特徴の1つとして取り上げられる時代になったことは、なんとなく少し安心を感じられます。

HSPとは、あらゆることに敏感すぎる人のことで、そのため日常生活を過ごしにくいと感じる場面が平均的な人と比べて多いのだそうです。「神経質」という表現もまあ合っていますけど、それよりはマイナスイメージが少ないですよね。

歳とともに、本当は気になるけど気にしない癖をつけて「克服」した刺激もありますが、やはり根本は周りよりあれこれ気になる性質だなと思わざるをえません。なので、我慢はできるようになってもそれにより疲れ切ってしまうことは仕方ないと認めて、疲れてないふりや何とも感じてないふりはせず(それで人から怪訝な反応をされても嫌われてもしょうがないと諦めて)、疲れをとるのに時間を費やすことに罪悪感を持たないように気をつけるようになりました。そしたら、何日休んでも変わらないほどの心身疲労に押しつぶされるようなことがなくなってきました。これくらいの負荷が続くと危なそうだなというのをなんとなく予想できるようになってきたので、周囲、特に権力を持つ人から感じる「あの人もっと期待に応えてくれるのではないか」という視線を、早い段階でかわすことをためらわずできるようになり、潰れてしまうことを防げているように思います。(期待に応えるためではなく自分が達成したくて頑張ることはありますが。)

昔なら、根性なし、と言われていたであろうこのやり方、私が人生を辛くなく感じるようにするためには必要みたいです。大きく周りの期待に応えておいて、途中で潰れて迷惑かけるよりは、「もっとできるんやないの」というイライラを周りに与えてしまっても自分の健康を守りつつ活動を継続できるほうがいいです。決して、余裕たっぷりなのに何もしていないわけではなく、常に9割ぐらいの気力は使い続けているんですから・・・。

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「私もたぶんHSP」への2件のフィードバック

  1. HSPという言葉、よく目にするようになりましたね。
    私もあるHSPのミニマリストさん(ミニマリストっていう暮らし方も流行ってますね)
    のブログが大好きです。

    苦手だったらスルーするのも◎。 笑顔で出来る、精一杯がいい。

    1. そう、HSPにもいろんなタイプがあったり、他にもいろんな特性に名前がつく時代になったよね。
      そのうち、名前をつけなくても人の特性は無数にあることが当たり前に認識されるようになったらいいなと思います。

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