Kバレエ『くるみ割り人形 in Cinema』を観てきました!

Kバレエ『くるみ割り人形in Cinema』、観てきました!今までで一番意表をつかれましたよ。

序曲の間にストーリーが字幕で流れるのですが、よく知っているバレエの『くるみ』と全然違う。
ネズミたちにやられそうになるくるみ割り人形をクララが助けたら、王子様に戻ってお菓子の国へ連れて行ってもらった、という夢を見た、というお話だと思っていたのですが、それを何重にも膨らませた壮大なおとぎ話になっていました。

初めての流れで字幕を読みながらの理解が追いつかずうろ覚えですが、概略をば。

呪いで眠らされたマリー姫とおもちゃの兵隊にさせられた王子を救えるのは、まだ誰も割れない、硬い特大のくるみを割ることができる者だけ、とされていて、クリスマスパーティーで見た純真なクララなら割れるはず、とドロッセルマイヤーが確信し、特大くるみのある人形の国へ連れて行く。(ドロッセルマイヤーは魔法使いという設定のよう。)
クララはくるみを割り、マリー姫と王子は元の姿に戻り、各国の人形の踊りを楽しんだところでお別れ。ドロッセルマイヤーに眠らされて連れ帰られ、朝目覚めて、楽しい夢だったんだなと、ベッドに届いたクリスマスプレゼントを抱きしめて思うのでした。という感じ。

何十年も頭に刷り込まれた『くるみ』の流れとあまりに違うのですが、ドロッセルマイヤーがすべてを動かしている展開は面白かったです。 一般的な『くるみ』でクリスマスパーティーのあとの広間でツリーが伸びていく(クララがネズミサイズになる)シーンは、Kバレエ版ではクララを人形の国へ連れて行くことになるので、時空を歪ませる?という感じなのかな、舞台装置をドロッセルマイヤーのパワーで次々動かしていて、あの音楽通り激動的なシーンになっていました。お客さんが見ている前で舞台転換をしていることにもなるので、目まぐるしく自然と場面が変わって、本当に魔法を見ているようでした。

ストーリーを読み返してもう一回観たいです。でも今日が最終上映日だったので、また機会があったら必ず。

踊りに関して。
Kバレエスクールの生徒さんが、1幕の人形と天使として出ていましたが、1幕の子供たちはカンパニーの大人。子供役にしてはうますぎて動きがしっかりしすぎているし、はしゃぐシーンもどうしても大人が子供のふりをしているようにしか見えなくて、ちょっと違和感が拭えなかったです。でもクララはどうやったってかなり踊れる人じゃないとだめで当然カンパニーの人になるから、周りだけ子供だとおかしいですよね。

あと、熊川さんの振付の癖なのか、強さと速さが売りの動きが多く、花のワルツとフランス人形(葦笛)も同じ感じだったのは、少し見ていて疲れる感じがしました。雪のシーンは、吹雪いてる感じが出るので強くて速いのが合いますが、1幕の子供たちのあたりからガンガン踊る流れできているので、花ワルや葦笛は優雅さとかおっとり感で一息つきたいなあという印象

でもそのハードな振りをこなすダンサーたちの技量はもう言うまでもなくすごいです。マリー姫(一般的な『くるみ』では金平糖)の小林美奈さん、本当に凄かった!!Marianela Nunez さんばりのコントロール力とクリーンさとパワーに釘付けになりました。

こうして映画で気軽に楽しめるのは本当に嬉しいですが、生の舞台とは印象がかなり違うはずで、今日いまいちに見えたことも舞台では良く見えるかもしれません。その逆もあるだろうし、時間とお金が許すなら両方観る、とかやってみたいですね♪

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