Kバレエ『シンデレラ』in Cinema 観てきました

Kバレエカンパニーの『シンデレラ』の映画、観てきました!いやーすごかった!!!

Kバレエの他の作品でもいつも思うのですが、振付と音楽との組み合わせが本当にぴったりでストーリーや場面がよくわかるようになっていて、今日も最初の5分で没頭させられました。
意地悪姉さんたちが、自分たちがシンデレラをいじめていたのに母がやってきたら嘘泣きして、シンデレラにやられたと訴えるところ、おおーそういう音楽に聞こえますね!と楽しくなりました♪

他にも、ストーリーの流れを良くするためだと思うけど一部の曲がごっそり割愛されていたのは、思い切ったと思うけどそのほうが断然自然でよかったです。

超絶技巧な振りをこなすダンサーズほんとすごい。シンデレラの日高世菜さんはもちろん、4人の妖精も主役級で。ティーカップの精の飯島望未さん綺麗だった。あとトンボの精の岩井優花さんという方も。

そうそう、4人の妖精は春夏秋冬じゃなくて、部屋や庭にあるものたちの精だったんです。そのおかげで、魔法を見せられたときの驚きとか、舞踏会から帰ってきて現実に戻った落胆が際立つんだなあと思いました。

意地悪姉さんたち、お笑いのコントを見てるのかと思うくらいの本気のオーバーアクション、特に顔の表情がたまりませんでした。もう顔芸といっていいんじゃないかと。
ダンス教師も普通じゃなかった!
他のキャラクターもみんな変(褒めてる)で、1幕のシンデレラの家のシーンは、お金持ったお馬鹿さんたちのガチャガチャとシンデレラのつつましさの対比がくっきり出るようになっていました。

あとプロコフィエフの音楽の奇抜さによく合った目新しい動きがたくさんで、意表をつかれて喰らいついての繰り返し。それがまた楽しかった♪バレエをたくさん観てきた人でも全く飽きないんじゃないかなと思います。

みんなよく知っているお話なので、バレエ初めての人でもとっつきやすいはず。ぜひ、一度観てほしいです!

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