よく言われる注意だけどよくわからないシリーズ!第何弾かしら。
最近試した「肩の外旋」について書いておこうと思います。
バレエのレッスンでよく言われる、「肩を開いて」「胸を開いて」「肩甲骨離して下げて」も、そうしようとしてるのにどんどんわからなくなるのよーーー!なポイントの1つであります。
肩を開こうとすると上半身がそっくり返ってしまったり、肩甲骨離そうと思うと肩が内旋したり。やろうとすればするほど、おそらくおかしな力の入り方をしているのでしょう、なんか肩から背中が丸く固くなってしまい、身体のバランスもとりづらくなっていきました。
固くなるのが困るから、どうこうしようとせず肩は無視する意識も試しましたが、それでうまくいくときもあるけど、体の動きによっては(大きなジャンプとかでは)めちゃくちゃ肩が前に閉じてきてしまったりもするので、何か他の意識の持ち方はないかなと思っていました。
そこで試したのは、「肩は胸の前あたりまで下げて外旋」です。
あえて、肩を前にもってくることをやってみました。
前で、外旋。
後ろにもっていくのではなく、前のまま外回しの軽い力を加えるイメージ。
開こう開こうと思うとバランスが崩れてきたのは、肩自体の位置が後ろに行き過ぎていたからだと思うんです。行き過ぎているから、無意識に前に戻そうとする力が働き、結果「前肩」になって結局「肩開いて!」の注意が飛ぶ。開こうとする→行き過ぎる・・の悪循環だったのかもしれないな、ということで。
(実際、肩が上がってしまう癖について、整骨院の先生に同様のことを指摘されたことがあります。踊っていると右肩が上がってしまう癖があることを話すと、何もしない状態だと左肩より右肩が下がっている、だから、それ以上下がらないように上げる力が働いている、と。)
結果、いい感じでした!
ただし、前に持ってくるのも外旋も、ごくごく軽い力で。あと、この意識単独ではあまり効果はなく、軸足が床を踏む力を腰で受け止めるような意識と組み合わせると、めちゃくちゃ安定してたくさん動けるし、必要なところに必要な力が入る感覚と、これ以上力入れるとよくないなとわかる感覚が得られました!
見た目的には、まだたいして変わってないかもしれません。首肩周りのこわばりはとれてない状態のままだから、イメージ通り胸の前までは肩下がってないだろうし、きっともっさりしたラインのままだろうと思います。左右の高さもまだ揃ってないまま。でも、続けていけば徐々にほぐれて、すっきりした首周りとよく動ける体を目指していけそうな気がしてきました^^