3月末日、最終出勤日でした。
初めて勤めた介護施設。介護施設の特徴なのかこの会社の特徴なのかわかりませんが、稀に見るほどいい人率の高い場所でした。

とはいえもちろん思うことはいろいろぎりぎりまでありましたが、嘘のない人付き合いをしている（ように私には見えました）多くの人たちとの関わりはとてもいい経験になりました。温かく送り出していただけ、ありがたいことです。プレゼントまでたくさん。

介護に携わる優しいみなさんが、心身を壊すことなく信念に沿って働き続けられるよう、国から給付される介護報酬がもっと上がってくれることを願うばかりです。資金不足からくる人手不足・時間不足・人材流出の悪循環は、企業努力だけで止めるのは難しいということが実際に中にいるとよくわかりました。常に追われてパツパツの状態は、健康に長く続けるのは難しいものです。みんな体は1つしかないのに。

さて私は、医療機関か介護施設で働きたくなって離れたIT業界に戻ることになります。医療・介護というインフラに携われたことは本当に勉強になりました。が、猫たちの高額な病院代を手に入れられるようにならないと後悔するので決めました。

事業内容も仕事内容も仕事環境（在宅）も待遇も、あれこれ考える私の性質を悪くないと見てもらえているとわかる先方の反応も、願ったとおりで、うまくいきすぎて少々怖いくらいですが、期待に応えられるよう、落ち着いて進んでいこうと思います。