骨盤ではなく胸骨を支点に、点と点を結ぶイメージで

しつこく続く試行錯誤の日々。

最近試してみて、バランスがとりやすくちょうどよい力が入り、かつ自分の体の硬いところ(=弱いところ)がどこか踊りながら気づける意識を発見しました!

まずは、長年の疑問であった骨盤の扱いについて。

ほとんどのバレエの先生だけでなく、ピラティスやヨガや、その他さまざまなジャンルのトレーナーの方々が、「骨盤まっすぐ」が大事と言います。理論的にも、特に回転のときには骨盤の傾きに影響を受けるだろうなというのはわかります。でも私の場合、骨盤まっすぐを保とうと思うと、両足が床についているときはいいのですが、片脚軸になったとたん、バーレッスンでいうならバットマン・デガジェあたりから、保とうとしているはずの骨盤が、保とうとすればするほど脚の動きにとられそうになる、そのくせアラベスクを高く上げるなど骨盤が傾いてOKなときに限って傾かず脚が上がらない、という現象が起こるのでした。

これは、私の癖として、意識が向いた部分が固まりやすいというのがあって(なので首や肩の力を抜けと言われて首や肩に意識が向くと逆に固まってしまったりする)、そのせいで、骨盤に意識が向くと骨盤周りの筋肉が固まって、股関節の動きが悪くなって揺れてしまうからなので、骨盤のことは意識せず、脚や背中やお腹についていろいろ研究することをここ数年続けていました。

骨盤へ意識を向けていなくても、全体が安定するときはします。それは、骨盤周り以外のパーツ同士でうまくバランスがとれているからなんだと思いますが、やればやるほど、やはり骨盤もそのバランスとるためのパーツとしてコントロールできないから、何かがうまくできてもまぐれ感が抜けないんだとろうなと思うようになりました。

それを強く実感し始めたのは、いつものように骨盤への意識は薄いまま、『胸骨を支点に、点と点を結んで保つことでバランスをとる』というのを試し始めてからでした。

 

『胸骨を支点に、点と点を結んで保つことでバランスをとる』とは、

1. 何をしていても胸骨が自分の体の中心に楽に浮いているような感覚でいられるように、他の部分の力を使って姿勢を保つ
2. 他の部分の力を使おうとするときは、胸骨、両の掌、両足の裏、の5点の位置を意識し、胸骨と足の裏の間にあるパーツ、胸骨と掌の間にあるパーツが、それらを結んだ線上に収まった状態のままであるかどうかを意識する
3. 収まったまま動かすといっても、そのアラインメントで固めたまま動くのではなく、5点の位置をまず目的の位置まで持っていき、間にあるパーツ(大腿部や上腕部など)は一瞬遅れてあるべき位置に収める
4. 収めるときは、点と点の間にただはめるのではなく、点と点を柔らかく突っ張って軽く遠ざけるようにもっていく、突っ張られた点と点が、突っ張ってきたパーツと並ぶのを意識する
5. そのとき、胸骨周りが楽であることを確認する、楽でない場合は、足裏と胸骨の間の突っ張りや脚の外旋を強めることで安定する位置を探す

というものです。(ややこしい)

 

たとえばピケアラベスク。
1. 立つ前の片脚プリエのとき、胸骨、両の掌、両足の裏の位置を意識することで一瞬バランスをとる、胸骨は浮かんでいる感じでいるか確認
2. ピケで重心移動するとき、まずは掌・足の裏・胸骨の5点がどの位置まで移動すべきかをしっかりイメージしながら立つ
3. 5点を追いかけるように、上腕部・大腿部・ウエスト部をやわらかく突っ張る。上腕部のやわらか突っ張りにより掌と胸骨が少し遠ざかることで腕が伸びやかに見え、大腿部と腰背部のやわらか突っ張りにより足裏と胸骨の間にアーチができる

で完成かな?と思っていたら、やるたびに安定感に差がかなりあって、なんでなんだろうと考えたところ、骨盤がアーチの途中で安定していないからだということに気づきました。やはり骨盤の位置は完全に無意識では限界があるなと。

なので、
4. 大腿部とウエスト部のやわらか突っ張りは、その間にある骨盤が安定して感じられるくらいの力がちょうどよい
を加えて練習してみようと思います。

 

この、5点の位置をほかのパーツでやわらかく突っ張ることでアラインメントを整える、胸骨は常に楽に、というのは、他の動きでも共通して使えるんじゃないかなと思うので、これからまたいろいろ試すつもりです。

問題の骨盤については、ウエスト部と大腿部のやわらか突っ張りと、さらに股関節の外旋という、隣接部の張りによって安定を得ると考えて、骨盤まわりの筋肉に力を入れることで傾きを正そうとしてしまう癖を完全にとってしまうことを狙います。

 

新しい実験課題が見つかると、希望がわいてきますね!

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