プロのバレエダンサーがよくやっている、ポワント(トウシューズ)の先をぐるっとかがるの、どんな感じなのか気になって試してみました。
友人が教えてくれたのやらネットで調べたのやらの情報からだと、
(1) レース編み用の糸と刺繍用の針を使い、
(2) ポワントの先のサテンを円く切り取ってから
(3) ブランケットステッチを2周
(4) かがった糸が支えになって、ポワントを立てて置いても倒れないようにする
ということでした。
でも、できるだけ今後も続けやすいやり方(できるだけ手間と費用の少ない方法)を見つけたかったので、最終的に(4)のポワント自立を達成するのを目標に、
(1) 太めの普通の縫い糸6本どりを刺繍針で、
(2) ポワントの先のサテンはそのままで
(3) ブランケットステッチは1周だけで
やってみました!
こんな感じで、1周だけど自立したのでこれで踊ってみることに。
お~~~!まっすぐ立った状態がどこなのか、この糸があるおかげでわかる!
立ちきれてないときも、逆に前のめりになってしまったときも、かがった糸のごつごつした感触があるので、糸が邪魔でない位置がまっすぐなんだな、って感じで。
それに合わせて脚や上半身も自然と変えないといけないことになるので、いい矯正になるなと思いました。
ですが手抜きして1周にしたからか、しばらく使っているとかがった糸が体重でつぶされてつるつるになり、何もしていないのとほぼ同じ状態になりました。
また、走るときはこの糸の部分で滑りそうになるのが難点だったかなー。
ちゃんとレース編み糸を使って2周かがれば、そういうデメリットも少なかったかもしれません。
効果は感じられたのですが、何せ手間がかかるし手が痛い・・・のと、手を加えなくても矯正してくれるポワントを試すことになったので、かがるのはこの1足であっけなく終了しました。
でも、試さないとわからない発見があってとてもためになりました!
「ポワントの先をかがるの、やってみた」への1件のフィードバック